常時必要としている方々には、必ず「飽き」がき、継続的な食事を維持することの難しさを痛感し、また同時に両親の高齢化と突然、大きな障害を抱えて生活している友人を連想したことによって、これからの食生活への関わり方を考えさせられました。

 

料理は、手間と時間をかけなくてはお客様に感動を与えることはできません。

また心に残る料理はできません。

 

丁寧な下ごしらえや火加減と、ベストな状態で食べられるように料理を工夫し、調理することが大切です。そして、毎日食べても飽きない料理、美味しい料理を食べる喜びをお客様に知って頂きたい。

 

料理は、食材が命です。旬の食材をおいしく食べてもらいたい。

安心してお召し上がりいただけるよう、目で確かめてよい食材をお客様にお出ししたいと心がけています。

 

自然との調和、移り変わる季節への賛美、そして繊細な味覚。

目で楽しみ・舌で味わい・香りに興じ、美味しさと栄養に富んだ食事を、お客様に提供させて頂くことが原動力となり、新しい価値を創造し続けております。